「ありがとう」を伝える場所が、ここにあります
突然のお別れから、どれくらいの時間が経ったでしょうか。
それでも、ふとした瞬間に胸が締めつけられたり、
「もっと何かしてあげられたのでは」と後悔が押し寄せたり——
そんなお気持ちを抱えたまま、このメールを読んでくださっているのかもしれません。
大切な家族を失った悲しみは、簡単に癒えるものではありません。
周りからは
「もう時間が経ったでしょう」
「元気を出して」
と言われても、心が追いつかないこともあります。
それなのに、自分だけが立ち止まっているようで、
誰にも弱音を吐けずにいる方も多いのではないでしょうか。
けれど、その悲しみは決して間違ったものではありません。
それだけ深く愛し、共に生きてきた証です。
そして実は、多くの方が「きちんとお別れができなかった」という想いを
長い間、心の奥に抱え続けています。
私ども大泉寺には、
「ありがとうをちゃんと伝えたくて来ました」
そう話される方が、静かに足を運ばれます。
泣いてもいい、言葉にならなくてもいい。
形式ではなく、心のままに手を合わせる時間を大切にしています。
お寺での供養は、悲しみを消すためのものではありません。
悲しみと共に生きていくための、心の拠り所です。
僧侶が飼い主様とあの子とのご縁が、これからも温かく続いていくよう、丁寧にご供養いたします。
「いつ行けばいいのかわからない」
「今さらでも大丈夫なのだろうか」
そう迷われる方もいらっしゃいますが、供養に“遅すぎる”ことはありません。
想ったその日が、向き合うタイミングです。
当院では御火葬に留まらず、各ご家庭向けの個別の法要も受け付けております。
当院にお参り頂くか、ご希望があればご自宅のその子のお気に入りの場所で御供養することも可能です。
また、法要や納骨以外でも話を聞いて欲しいという場合も気軽にお越しくださいませ。
『ありがとう』を伝える場所が、ここにあります。
その一言が、少しずつ心をほどいてくれることもあります。
どうか、お一人で抱え込まずに。
私たちは、いつでもお待ちしています。
合掌
大泉寺住職 佐々木貴光
